65歳女性
右上第1小臼歯が歯根破折により保存困難であった。同部の欠損補綴としてインプラント治療を計画した。頬側骨が大きく裂開していたため抜歯と同時に ARP(歯槽堤保存術)を行い骨幅の減少を抑え、骨が成熟後インプラントを埋入した。
術前
術後
頬側が歯根破折し骨が大きく裂開しているため抜歯すると更に骨幅が減少する可能性が高い
骨吸収を抑えることに加えて増生を図る目的でチタンフレーム入りの非吸収性メンブレンを利用し移植骨のボリュームを維持した
4週間後メンブレン除去
6ヶ月後、十分な骨幅が増生出来ているためインプラント埋入
骨増生の経過
最終補綴装置装着。自然な歯と歯肉の形態が得られている