Case全顎インプラント&部分矯正②

治療内容

66歳女性

7年前に他院で矯正を含めた全顎治療を受けたが崩壊してきている。下顎前歯部矯正治療後の後戻りが見られることや力のコントロールがなされていないために多くの歯に歯肉の退縮が見られ、保存困難な歯が多数存在している。予知性を考慮し上顎は3ピースのインプラントブリッジ、下顎は矯正治療とインプラントを計画した。

  • 担当医:鈴木直樹
  • 治療期間:およそ5年
  • 費用の目安:およそ660万円
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    術前

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    術後

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    術前

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    術後

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    術前

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    術後

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    術前

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    術後

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    術前

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    術後

Process

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    抜歯時

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    テンポラリーのインプラントオーバーデンチャーを作製

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    フルマウスのインプラント埋入に先立ち、左上陥凹部の骨増生を行う

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    下顎欠損部にガイデッドサージェリーテンプレートを使用してインプラント埋入

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    セットアップモデルからディスキング量を計測し、下顎前歯部分矯正

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    上顎のインプラントポジションを決めるために診断用 WAX UP をもとに作製した使用したデンチャー型テンプレートを作製しCT撮影(人工歯にはX線造影性を持たせている)

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    上顎にガイデッドサージェリーテンプレートを使用してインプラント埋入

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    プロビジョナルレストレーション装着

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    下顎最終印象

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    下顎最終補綴装置装着

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    上顎最終印象、咬合採得

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    フレーム試適時

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    上顎最終補綴装置装着

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    最終補綴装置装着時

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    力のコントロールを考慮した咬合

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    口唇と調和している

治療のリスクや副作用など
●インプラント治療におけるリスク、副作用など
①インプラント治療は保険適用外です
②インプラント治療は外科を伴う治療あり治癒に要する期間やインプラントが骨に結合す
 る期間、上部構造の調整など治療開始〜終了に至るまで来院回数や治療期間を必要とし
 ます
③喫煙者、糖尿病、口腔内衛生状態が悪い場合やあごの骨の量が足りない場合は事前に生
 活習慣の改善や治療が必要になります
④血圧の状態、心臓の疾患、骨粗鬆症などの方は、内科的側面からインプラント治療に適
 さない場合があります。
⑤お身体の状態や細菌感染によって、インプラントと骨が結合しない場合があります
⑥術後に出血、内出血、疼痛、炎症、歯肉腫脹、違和感を生じることがあります
⑦術後に稀に神経、血管の損傷、知覚鈍麻を起こすことがあります
⑧術中に稀に上顎洞膜が破れる可能性があります
⑨外科を伴う場合は治療期間が長くなります
⑩術後に上部構造の破損、インプラント本体破損・脱離が起きる場合があります
⑪治療後口腔内衛生状態が悪いとインプラント周囲炎を引き起こす場合があるので定期検
 診が必要です

●矯正治療におけるリスク、副作用など
①個人差はありますが、治療後数日〜数週間の間痛み・疼き・冷水痛・不快感を感じるこ
 とがあります
②咬み合わせを変えるために健康な歯を抜く場合があります
③矯正装置により、金属アレルギー症状が起きる場合があります
④歯を動かすことにより歯肉退縮や極稀に歯根吸収を生じる場合があります
⑤矯正治療後は、後戻りを防止する装置(保定装置)を使用して頂きます

治療症例一覧

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