66歳女性
7年前に他院で矯正を含めた全顎治療を受けたが崩壊してきている。下顎前歯部矯正治療後の後戻りが見られることや力のコントロールがなされていないために多くの歯に歯肉の退縮が見られ、保存困難な歯が多数存在している。予知性を考慮し上顎は3ピースのインプラントブリッジ、下顎は矯正治療とインプラントを計画した。
術前
術後
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術後
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術後
抜歯時
テンポラリーのインプラントオーバーデンチャーを作製
フルマウスのインプラント埋入に先立ち、左上陥凹部の骨増生を行う
下顎欠損部にガイデッドサージェリーテンプレートを使用してインプラント埋入
セットアップモデルからディスキング量を計測し、下顎前歯部分矯正
上顎のインプラントポジションを決めるために診断用 WAX UP をもとに作製した使用したデンチャー型テンプレートを作製しCT撮影(人工歯にはX線造影性を持たせている)
上顎にガイデッドサージェリーテンプレートを使用してインプラント埋入
プロビジョナルレストレーション装着
下顎最終印象
下顎最終補綴装置装着
上顎最終印象、咬合採得
フレーム試適時
上顎最終補綴装置装着
最終補綴装置装着時
力のコントロールを考慮した咬合
口唇と調和している