Case【臼歯⑨】インプラント埋入&垂直的骨増生(GBR)&FGG

治療内容

52歳 男性

右上第1大臼歯を重度の歯周病で喪失したため骨レベルが大きく下がっている。このままインプラントを埋入してしまうと清掃性に問題が出るため移植骨と非吸収性メンブレンを使用し垂直的骨増生を行なった。

  • 担当医:鈴木直樹
  • 治療期間:およそ1年8ヶ月
  • 費用の目安:およそ65万円
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    術前

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    術後

Process

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    歯周病により骨吸収が顕明

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    抜歯後6ヶ月

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    このままインプラント埋入すると深すぎるため清掃不良になりやすい

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    骨増生を行い平坦な骨にすると清掃性が良くなる

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    レイマスから自家骨を採取し、Bio-ossと混合し移植。吸収性メンブレンをピンで固定しソーセージテクニックで骨増生を図った

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    垂直的な骨の高さを増すためにメンブレンをピンで固定して骨移植

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    8ヶ月後、垂直的に骨が増生されている

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    十分な骨が増生出来ていたので適正な深度でインプラントを埋入。

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    2次手術、インプラント周囲の角化歯肉が不足しているため、口蓋から角化歯肉を移植

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    最終補綴装置装着

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    デンタルX線画像。骨が平坦化されて清掃性は良好である。

治療のリスクや副作用など
●インプラント治療におけるリスク、副作用など
①インプラント治療は保険適用外です
②インプラント治療は外科を伴う治療あり治癒に要する期間やインプラントが骨に結合す
 る期間、上部構造の調整など治療開始〜終了に至るまで来院回数や治療期間を必要とし
 ます
③喫煙者、糖尿病、口腔内衛生状態が悪い場合やあごの骨の量が足りない場合は事前に生
 活習慣の改善や治療が必要になります
④血圧の状態、心臓の疾患、骨粗鬆症などの方は、内科的側面からインプラント治療に適
 さない場合があります。
⑤お身体の状態や細菌感染によって、インプラントと骨が結合しない場合があります
⑥術後に出血、内出血、疼痛、炎症、歯肉腫脹、違和感を生じることがあります
⑦術後に稀に神経、血管の損傷、知覚鈍麻を起こすことがあります
⑧術中に稀に上顎洞膜が破れる可能性があります
⑨外科を伴う場合は治療期間が長くなります
⑩術後に上部構造の破損、インプラント本体破損・脱離が起きる場合があります
⑪治療後口腔内衛生状態が悪いとインプラント周囲炎を引き起こす場合があるので定期検
 診が必要です

治療症例一覧

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