矯正の必要性

*

健康な歯には、理想的な歯並びと顎の位置が必要です。
歯並びの位置や顎の位置に問題のある方は、矯正治療で根本的に治療し、歯や顎を理想的な位置に誘導していく必要があります。
これまでの矯正治療は、見た目をキレイにする美容的なものと認識されてきました。
理想的な歯並びと顎の位置にすることで、審美的に改善するだけではなく、歯石やプラークが溜まりにくくなり虫歯や歯周病を防ぎ、歯の健康だけでなく、カラダ全体の健康づくりにもつながります。

歯並び・咬み合せが悪い
ことのデメリット
  • *

    01

    咬み合わせが悪いと、
    歯が長持ちしません

    度々大きな力を発する、咬む力。歯を失う原因の一つに咬合力があります。
    かみ合わせが良ければ、その咬む力を28本全ての歯で支えることが出来ますが、咬み合わせが悪いと、ある特定の歯だけで支えることになるため、支えきれなくなった歯から、グラグラしてきたりします。その結果歯を失ってしまうケースも少なくありません。
  • *

    02

    歯並びが悪いと、
    虫歯や歯周病になりやすい

    歯並びが悪い部分は、汚れがたまりやすく歯並びがよい部分と比べて何倍も時間をかけていろいろな角度から歯みがきしないと汚れが落ちません。
    この部分は、歯並びがよい部分と比べて何倍も、虫歯や歯周病になる確率が大きくなります。
  • *

    03

    歯並び・咬み合わせが悪いと、
    胃腸に負担がかかる

    一口に歯と言っても、場所により役割があります。
    簡単に説明すると、前歯は包丁と同じように食べ物を小さく切り分け、奥歯は食べ物をすりつぶし、胃や腸で消化をしやすくするといった役割です。
    ところが、歯並び・咬み合わせが悪いと、この役割を十分に果たすことが出来ないため、結果的に胃腸に負担がかかりやすくなります。
  • *

    04

    歯並びが悪いと、
    発音しづらい

    歯と歯の間にすき間が開いていたり、歯並びが悪くうまく舌を動かせないと、話すときに息がもれたり舌がもつれたりする事で、発音が不明瞭になったり、舌足らずなしゃべり方になります。
  • *

    05

    咬み合わせが悪いと、
    顎関節症になる可能性がある

    不適切な咬み合わせやこれに伴うアゴの動きは、アゴの関節に負担をかけるので、このような状態が長く続くと、場合によっては顎関節症の原因となることがあります。

どの様な歯並びで
お悩みですか?

  • *

    開咬
    奥歯でしか噛んでおらず、前歯が咬み合わない状態です。
    常に前歯が開いている状態なので、前歯で噛めない、しゃべる時に息が漏れるなどの症状があります。多くの問題を引き起こす可能がある咬み合わせです。
  • *

    交叉咬合
    「クロスバイト」とも呼ばれ上下の歯列のどこかが交叉している咬み合わせです。
    奥歯の片側に起こると咬み合わせがずれるため、顎のずれが生じたり、噛む機能の低下につながります。
  • *

    叢生(そうせい)
    「乱ぐい」とも呼ばれます。歯と歯が重なり合って、歯並びがガタガタの状態です。
    八重歯も叢生の一部です。叢生は歯ブラシが当たりづらく、不衛生な環境によって虫歯・歯周病になりやすい特徴があるので改善が望ましいです。
  • *

    空隙歯列
    子供の場合は永久歯に生え変わる際のスペースとなるのでそれほど問題はありません。隙間があると食べ物が歯に挟まりやすく、虫歯や歯周病のリスクを高めるだけではなく、隙間から息が漏れることで正しい発音が難しくなります。
  • *

    過蓋咬合
    咬み合わせが深すぎる状態です。
    下顎の前歯がほとんど見えなくなる、また完全に隠れている場合、将来にわたって顎の関節に余計な負担をかけるため、顎関節症のリスクが高くなります。
  • *

    上顎前突
    いわゆる出っ歯です。力を入れないと唇を完全に閉じられない、力を緩めると前歯が露出してしまうといった悩みを多く持つ方が多いです。
    顔全体の表情にも影響を与え、本人にとって大きなコンプレックスにつながります。
  • *

    下顎前突
    見た目の審美面だけではなく、発音障害、前歯で上手く噛み切れないことによる咀嚼障害や嚥下障害によって消化不良を引き起こし胃腸に大きな負担がかかることがあります。骨格が原因の場合は外科手術が必要な場合があります。

矯正治療を始めるタイミング

*

矯正治療を始めるタイミングは人によって様々ですが、歯やあごが柔軟な子供の時期がベストといえます。
子供の時期に始める場合は、前歯と六歳臼歯(第一大臼歯)のみが永久歯になっている時期に、約1年間を目処に第一期治療を行います。次に全ての歯が永久歯に生え変わった時期に、約2年間を目処に第二期治療を行います。

*

子供の頃に行う歯科矯正の一番の目的は、当然歯並びを整えることです。歯並びが悪いと虫歯や歯周病などさまざまな問題が起きる可能性があります。さらに顎の発育を整えるという目的もかねています。顎の発育不全は、咀嚼だけではなく、滑舌や顔のかたちまで劣化させることもあります。
大人になってから顎の骨を治療するとなると、外科的な手術が必要になってしまう場合もあるので、できるだけ子供のうちにしっかりと直しておくことをおすすめします。

矯正治療の流れ

*

  • 装置を使って、歯の移動をした後の状態を維持していきます。
    人によって、長期間かかることがあります。

大人の矯正治療に使用する
主な装置

  • *
    マルチブラケット矯正
    (ワイヤー矯正)
    歯の1本1本にブラケットと呼ばれる金属、あるいはプラスチックの装置を付け、ワイヤーやゴムの力で歯を動かします。最も一般的な矯正治療方法です。
    多く矯正歯科医院で使用されており、さまざまな症例に対応することができ、大きく乱れた歯並びや咬み合わせにも問題なく治療を行うことが可能です。
    ですが、大きい装置がお口の中に入ることによって見た目や発音のしづらさ、清掃性の低下による虫歯・歯周病のリスクなどのデメリットがあります。
  • *
    マウスピース型矯正装置
    マウスピースのような形をした、近年非常に人気がある取り外し可能な矯正装置です。 透明で目立ちにくいため、ワイヤーや金具が目立つのを気にして矯正治療に踏み切れなかった方にもにもおすすめです。
    また、取り外し可能な装置のため、歯磨きの時や食事の時には取り外していただけるのでメインテナンスしやすく衛生的です。
マウスピース型矯正装置の特徴
  • 透明のマウスピースだから目立ちにくい
  • 取り外し可能だから衛生的
  • ワイヤーなどの装置を使わないから痛みが少ない
  • 圧倒的な治療実績

料金表

矯正歯科を専門に行う歯科医師
による治療

すずき歯科クリニックでは、成人の審美・咬合再構成を目的とした矯正治療と
月に2回(土曜日のみ)矯正歯科を専門に行う歯科医師による小児(乳歯、混合歯列)を主とした矯正治療を行っています。 矯正相談も行っておりますので、受付までお問い合わせください。

*
ページの先頭へ戻る